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【脳梗塞・臀部痛】10日前から突然の激痛で…

主 訴:右臀部痛(特に起床が痛くて起きれない)

診断名:坐骨神経痛

既往歴:脳(視床)梗塞 (4年前)

 

ご紹介を頂き、受診をされました。

10日前から突然に右臀部に激痛を自覚され、歩くことも容易にできず、特に朝、起きる時が痛くて、床から出るのに1時間以上かかってしまうということでした。

整形外科を受診し、「坐骨神経痛ですね。痛み止めと胃薬で様子をみてください。」と説明されるも症状に変化なく、悪化したとのことでした。

治療目標やこちらの診療の説明をさせて頂き、診察・治療を行いました。

 

  • 1診目:腰と頭に循環障害の反応があり、腰と頭に鍼を数対しました。
    あまり変化がない」と治療後にお話ししてくださいました。
  • 2診目:前回の治療後は、あまり変化がなく、朝も痛かったと経過観察報告がありました。診察すると、お腹に炎症反応があり、そこに鍼を当てると臀部に走ることを確認しました。

治療後、体動も良く、こちらも通っていることを確認したので、なんとなく

今どうですか?歩いて変化を教えて下さい」とお伝えしたところ

あれ?ん?あれ?ない!」とキツネにつままれた様に驚かれていました。

  • 3診目:「朝の痛みが少しありますが、徐々に軽快になってきました。」とご本人から報告がありました。
    また息子さんもご様子を見られ「スタスタ歩いている」と感じられたそうです。

それからお腹の反応を消すと、頭に循環障害の反応が出るので、おそらく脳梗塞の治療をさせるんだなぁと考察しました。

  • 7診目:診察で、お腹にあった炎症の反応が消えており、頭に循環障害の反応がありました。サインの変化があったので、「最近のお身体はいかがですか?」とお尋ねすると
    朝がスッキリ起きれます。もうあの時のようじゃない。いいですよねぇ。」とご報告を受けました。治療後
    「今ないですもんねぇ。歩く時ひきずる感じもないですねぇ。」と不思議そうにお話くださいました。
    症状の変化と診療の経過を併せて、治療間隔を2週間に1回にしていきましょうということを話し合い決めました。

「何よりも、朝の痛みが全くないので、本当に良かった」と嬉しそうにお話くださいました。

霧島国分 80代女性


院長コメント

当院では、診療結果と患者さんご本人のご希望をふまえた治療計画を提案させて頂いております。多くの患者さんは、最もお悩みの症状が消えてほしいと考えて受診されます。もちろん私共も同じであります。さらに、当院の治療は、再発を起こさないようにということを最も重要視しております。

本症例では、最もお悩みの症状が突然消えた訳ではなく、お腹がスッキリしてきたなどの変化から徐々に消えていきました。

症状の改善は、患者さんご本人の身体がしていくものになります。

  • 全医療に共通する治癒過程は、自然治癒力であると考えています。それなしには、治癒はありえなと思います。
  • 身体を診させて頂く、私どもは、その自然治癒力を十分に働くようにすることにあります。そうすることで、お悩みの症状が消えていきます。
  • 本症例でもそうだったのですが、患者さんの協力が何よりも重要であり、それなしでは治癒はありえません。
  • 何よりもまずは、諦めないことです。それは、症状・診断名が同じでも、治癒過程は様々だからです。